【ニューデリー時事】スリランカ最大都市コロンボなどで21日に発生した連続爆発では、キリスト教会やホテルといった多数の人が集まる「ソフトターゲット」が標的となった。キリスト教の重要行事であるイースター(復活祭)を祝い、人々がミサの祈りをささげていた礼拝堂は一変。教会関係者がフェイスブックに投稿した写真によると、壁や床には血が飛び散り、あちこちに人々が横たわっていた。
 50人以上が犠牲となったコロンボ近郊の聖セバスチャン教会。散らばったがれきの上で信者らがけが人の手当てに追われた。
 コロンボ周辺を管轄する報道担当の司祭は、米CNNテレビの取材に「『特別な日』のミサに1000人以上が集まっていた」と述べ、割れたガラスや建物の破片で多くの人が死傷したと言葉を絞り出すように話した。礼拝堂は、屋根のほとんどが吹き飛び、爆発のすさまじさを物語っていた。
 コロンボの五つ星ホテルも相次いで襲撃を受けた。首相府近くにある「シナモン・グランド」では、レストランが爆発の被害に遭い、少なくとも1人が死亡。「シャングリラ」でも爆発でレストランのガラスが吹き飛び、天井から室内に電線が垂れ下がったという。(了)

〔写真説明〕21日、爆発で被害を受けたスリランカ・コロンボの教会内部(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)