10日午後2時50分ごろ、群馬県南牧村大仁田で、登山客の乗ったマイクロバスが崖下に転落したと消防に通報があった。富岡甘楽広域消防本部によると、乗員乗客19人のうち50~80代の男女14人が搬送された。県警富岡署によると、3人が重傷だが命に別条はないという。
 この事故で、同署はマイクロバスを運転していた自動車修理板金業兼レンタカー業の海老原功容疑者(66)=茨城県守谷市立沢=を業務上過失致傷の疑いで現行犯逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
 同署によると、バスは登山に来た茨城県取手市のグループがチャーターしていた。下山したメンバーが停車中のバスに乗り込んでいたところ、急に動きだした。当時、海老原容疑者と乗客3人は車外に出ており、15人が車内にいた。バスのエンジンはかかったままで、同容疑者は「サイドブレーキが甘かったかもしれない」と供述しているという。
 現場は、登山客のために大仁田ダム近くの村道に設けられた駐車場付近。動きだしたバスは斜面を走り下りるような格好で約20メートル下の林に転落した。同署で詳しい事故原因を調べている。 (了)

〔写真説明〕群馬県南牧村で崖下に落ちた登山客の乗ったマイクロバス=10日(同村提供)

(ニュース提供元:時事通信社)