JR西日本は22日、災害発生時の運転再開を迅速化するため、指令所と乗務員の情報共有アプリを導入したと発表した。地震などの非常時、乗務員が指令に直接停止位置や連絡先を報告することで、早期の運転再開を目指す。 
 これまでは、指令所が各列車の乗務員一人ひとりに無線で電話番号を確認してから運転再開の指令を出したため、昨年6月の大阪北部地震では全線復旧までに約15時間を要した。アプリを利用することで、指令所は各車両の停車位置と乗務員への連絡先をスムーズに一括で把握でき、早期の復旧が見込めるという。
 今後も乗客のけがの有無や乗務員の安否確認などの報告もできるよう、機能を追加していく予定。記者会見した来島達夫JR西日本社長は「アプリで大幅な時間短縮を図れる。真剣に取り組みたい」と強調した。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)