鳥取県の大山が噴火した場合の、関西電力高浜、大飯、美浜の3原発(いずれも福井県)への影響について、原子力規制委員会は19日、新たな科学的知見に基づき、より大規模な噴火を想定した設計に変更するよう命じた。関電は12月27日までに設置変更許可申請を出す必要がある。
 これまでの審査で、関電は大山噴火時に3原発の敷地に積もる火山灰を10センチ以下と想定。規制委もこれを認めていた。
 しかし、過去の噴火がより大規模だったとする新たな研究結果が出され、敷地に積もる火山灰が従来想定を上回る可能性が浮上。関電は同規模の噴火が起きる可能性は十分低いとして、設計を変更しない方針を示していた。 
 規制委は5月、関電の主張を認めず、設計変更を求める方針を決定。関電側から弁明がないため正式に決めた。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)