長野県は13日、同県木曽町で死骸で見つかった野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚コレラ」に感染していたことを確認したと発表した。県の遺伝子検査で陽性反応が出て、国が確定検査をした結果、判明した。野生イノシシの感染確認は同県で初めて。
 県は今後、発見場所から半径10キロ圏内で、わななどにかかった野生イノシシへの感染拡大の有無を調べる。圏内に養豚場はない。県によると、昨年9月以降に野生イノシシの感染が確認されたのは岐阜、愛知、三重、福井に続き5県目。 
 長野県では2月、養豚場などで感染が発生し、豚約2500頭を殺処分。その後感染は確認されていなかった。県は国と協議し、イノシシへの経口ワクチンの散布を当初予定の9月より前倒しすることを検討している。(了)

(ニュース提供元:時事通信社)