家畜伝染病「豚コレラ」がまん延している問題で、農林水産省は8日、専門家らで構成する疫学調査チームがまとめた中間報告を公表した。報告は、アジア地域からウイルスが侵入したと結論付けた。ウイルスは野生イノシシを介し、養豚場に広がった事例が大半を占めた。
 昨年9月~今年6月に岐阜、愛知両県などで確認された計28例のウイルスの遺伝子型を調査。感染した豚から検出されたウイルスは全て中国で流行している型と一致した。
 豚コレラ発生のきっかけとなったのが、アジア地域から違法に持ち込まれたとみられるウイルス入りの肉製品。不適切に廃棄された肉製品を野生イノシシが食べて感染したことにより、まん延した可能性が高いとした。 

(ニュース提供元:時事通信社)