台風15号の被害を受けた千葉県では13日も約19万戸で停電が続いた。東京電力は当初、11日中の全面復旧の見通しを示していたが、ずれ込んでおり、生活への影響は長引くばかり。住民からは「見通しが甘い」と厳しい声が上がっている。
 約1万6000戸で停電が続く千葉市。緑区高田町の斉藤茂信さん(65)は「エアコンが利かず家が熱風呂状態だ」と話し、稲刈りの機械も使えず作業が滞っているという。
 復旧がずれ込んだことに対し、「期待していたのに。山林部だからかもしれないが、(東電の)見通しは甘い」と声を強めた。
 停電の影響で断水も続いており、同町の主婦(79)は「早くお風呂に入りたい」と疲れ切った様子。「朝になったら(電気が)ついていると思ったのに」と肩を落とした。
 同市花見川区では市立小1校が休校しているほか、市給食センターの運用停止で21校の市立小中高が一部休校している。
 東京電力は12日、千葉市、四街道市、印西市、八千代市の全域と市原市の一部地域で同日中に復旧するとの見通しを示していた。 
〔写真説明〕台風15号の影響で折れた電柱を見る千葉市の住民=13日午前、同市緑区

(ニュース提供元:時事通信社)