台風19号による浸水や土砂崩れで大きな被害が出ている宮城県では、18日から19日にかけて大雨が予想されている。大規模な冠水被害に遭った同県丸森町の住民からは、二次災害や片付けへの影響を懸念する声が出ている。
 自宅に隣接する作業場に大木が倒れたままだという女性(65)は、「雨で木が動いたら怖い」と声を震わせた。佐藤義孝さん(68)の自宅では、山側から茶色く濁った水が流れ続けているため、土を盛って辛うじて防いでいる。「雨で盛り土が崩れないか心配だ」と漏らす。
 親類の家の片付けを手伝う50代男性は、「布団や畳はまた水をかぶったら動かすのが大変。急いでやっている」と疲れた表情を見せた。1階が浸水した町立金山小学校では、教職員らがたくさんの机や椅子などの片付けに追われた。高橋章友教頭は「他の学校や地域からも応援に入ってもらい、助かっている」と話した。
 丸森町は大雨に備え、防災無線やエリアメールで繰り返し避難の呼び掛けや注意喚起をする方針。避難所では寒さ対策として、電気毛布や電気カーペットを一部で導入する。 
〔写真説明〕台風19号で浸水被害を受けた宮城県丸森町立金山小学校で、片付けに追われる教職員ら=17日午後、同校

(ニュース提供元:時事通信社)