政府主催の全国知事会議が11日、首相官邸で開かれた。広範囲で甚大な被害をもたらした10月の台風19号など相次ぐ大規模災害について、安倍晋三首相は「補正予算を編成し、被災地の復旧・復興を切れ目なく支援する」と表明した。75歳以上の高齢者が急増する2025年度に向けた病院の再編統合問題では、各地域の実情を踏まえ丁寧な議論に努める方針を示した。
 全国知事会の飯泉嘉門会長(徳島県知事)は「令和初開催となるこの知事会議が新たな日本創生に向けた大きな一歩となることを、心からお願い申し上げる」とあいさつ。災害対応では、18~20年度までの政府の「防災・減災、国土強靱(きょうじん)化3カ年緊急対策」の延長などを求めた。
 これに対し、首相は「必要な予算を確保した上で、オールジャパンで国土強靱化をパワーアップしていく」と強調。その上で「国家百年の大計として、災害に屈しない強さとしなやかさを備えた国土をつくっていきたい」と述べ、防災対策の抜本強化に取り組む考えを示した。 
〔写真説明〕全国知事会議であいさつする全国知事会長の飯泉嘉門徳島県知事(左から2人目)=11日午後、首相官邸

(ニュース提供元:時事通信社)