【パリ時事】「水の都」として知られる世界的な観光地イタリア北部ベネチアは15日、再び高潮に見舞われ、名所のサンマルコ広場が冠水により数時間封鎖された。政府は14日、非常事態を宣言。コンテ首相は被害が「数億ユーロ(数百億円)に上る」と明らかにし、被災地支援として2000万ユーロ(約24億円)を拠出すると発表した。
 最も被害が大きかった12日の最高水位は、1966年の1メートル94センチに次ぐ1メートル87センチに到達。市内の8割が水に漬かった。ANSA通信によると、高潮の影響で78歳の男性が自宅で感電死した。
 コスタ環境相はフェイスブックで「気候変動の直接的な結果であることは明らかだ。こうした事態は地中海一帯でますます頻繁に起こっている」と危機感を表明した。 

(ニュース提供元:時事通信社)