農林水産省は19日、出入国する旅行客の持ち物に対する検疫強化で協力する覚書を、中国政府と締結したと発表した。アジアで猛威を振るう家畜伝染病「アフリカ豚コレラ(ASF)」の侵入を阻止する狙い。
 日中がそれぞれの空港や港で家畜の伝染性疾病や植物の病害虫の侵入を防ぐため、農畜産物の検査や検疫を強化する。郵便物も対象とする。検疫探知犬やX線検査での技術協力、関連情報の共有、旅行客への広報活動などで連携する。
 ASFは昨年夏以降、中国や韓国などで流行。中国などからの旅行客が日本の空港へ違法に持ち込んだ豚肉製品からASFウイルスを検出する事例が相次いでいる。 

(ニュース提供元:時事通信社)