南米アマゾン熱帯雨林の火災をめぐり、ブラジルのボルソナロ大統領が環境保護活動に熱心な米俳優レオナルド・ディカプリオさんと応酬を繰り広げている。ボルソナロ氏は、明確な根拠を示さないままディカプリオさんが「放火」に関与した環境保護団体に資金提供していると批判。ディカプリオさんは事実無根と反論した。
 ボルソナロ氏は11月28日のネット動画で、この団体がボランティアを使って「森林に火を付けて写真を撮り、反ブラジルのキャンペーンを張っている」と持論を展開。29日には「ディカプリオという男はクールじゃないか。放火のために寄付をしている」と攻撃した。
 これに対しディカプリオさんは「当該団体に寄付した事実はない」とする声明をインスタグラムに投稿。一方で、「生態系の未来は危機にひんしている」と述べ、保護活動を支持した。
 森林火災をめぐっては、地元警察が、寄付金を集める目的で放火したとして、消防活動に携わるボランティア4人を一時拘束。ボルソナロ政権による「嫌がらせだ」と反発する声が上がっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)