【ロンドン時事】週明けの国際金融市場では、新型肺炎の感染拡大で世界経済の減速懸念が広がり、リスク回避姿勢が強まった。日経平均株価の下げ幅が一時500円を超えたのに続き、欧州株が大幅下落。原油も急落する展開となった。
 英FT100種平均株価指数は27日午前の時点で、前週末に比べ2%超安。特に旅行関連株や、中国経済の影響を受けやすい資源株が売られた。ドイツやフランスの株価指数も下落幅が2%を超えた。
 また原油市場では、世界経済の冷え込みで原油需要が落ち込むとの見方から、代表的な指標の英国産北海ブレント先物が3%超安の1バレル=58ドル台で推移した。
 一方、外国為替市場では安全資産とされる円が買われ、1ドル=108円台に突入。市場関係者からは「投資家の不安心理が高まっており、中国以外でも死者が出てくれば懸念がさらに広がるだろう」との声が聞かれた。 

(ニュース提供元:時事通信社)