三菱電機とNECがサイバー攻撃を受けた問題に関連し、両社以外に防衛関連企業への不正アクセスが2016年度と18年度にそれぞれ1件ずつ防衛省に報告されていたことが分かった。河野太郎防衛相が31日の記者会見で明らかにした。
 河野氏は「いずれも防衛省が指定した秘密等は流出していない」とし、当該企業との調整が付けば概要を公表する考えを示した。
 防衛省はこれまで、不正アクセスがあっても機密流出がなければ未公表扱いとしてきたが、河野氏は「事案を知り、防御を考えていただくことは大事だ」と述べ、今後は公表する方針を示した。「防衛装備産業全体としても考えてもらわなければならない」とも指摘。企業側にサイバー攻撃への対応強化を求めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)