【北京時事】中国政府専門家チームのトップ、鍾南山氏らの調査結果によると、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の患者1099人の潜伏期間が最長で24日間だったことが分かった。9日ネット上に投稿した論文で明らかにした。鍾氏らは、1人が多数に感染させる「スーパースプレッダー」と呼ばれる患者の存在も「排除できない」と分析している。
 世界保健機関(WHO)は潜伏期間を「1~12.5日」としているが、実際はさらに長期の例があったことになる。鍾氏らによると、潜伏期間のないケースもあり、平均は3日間だった。
 また、調査対象の患者のうち、野生動物と直接接触したのは1.2%。武漢在住者以外の患者のうち、26.0%が最近武漢を訪れたり、武漢の住民と接触したりしたことがなかった。 

(ニュース提供元:時事通信社)