【カイロ時事】シリアのアサド大統領は17日、国営メディアを通じた演説で「全土を制圧するまで戦闘は続く」と述べ、政権軍が攻勢を強めている反体制派最後の拠点の北西部イドリブ県に対する進撃を継続する方針を表明した。
 イドリブ県では、アサド政権が後ろ盾ロシアと共に反体制派掃討に向けて空爆や地上作戦を強化。県内に監視所を設けて反体制派を支援しているトルコ軍部隊と直接交戦し、双方に多数の死傷者が出る事態となっている。
 トルコのエルドアン大統領は、アサド政権軍が2月末までに県外へ撤退しなければ実力行使も辞さないと警告。これに対し、アサド氏は演説で「(トルコがある)北方からたわ言が聞こえてくる」と反発し、トルコとのさらなる武力衝突もためらわない姿勢を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)