【ロンドン時事】20日午前のロンドン外国為替市場で、円相場が一時、昨年4月下旬以来約10カ月ぶりに1ドル=112円台に下落した。中国で新型肺炎の拡大の勢いが弱まっていることを背景に、安全資産とされる円を売る動きが活発化した。ただ、円はその後やや買い戻され、正午現在は111円85~95銭と、前日午後4時比95銭の円安・ドル高。
 市場関係者の間では、急激な円安・ドル高の進行に「奇妙だ」「違和感がある」といった声が出ている。一部では、感染が広がる日本の経済への悪影響を懸念した円売りとの見方もある。
 対ユーロは1ユーロ=120円75~85銭で、1円05銭の円安・ユーロ高。 

(ニュース提供元:時事通信社)