【北京時事】中国政府は22日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、同日午前0時(日本時間同1時)時点で中国本土の死者が前日よりも109人増え2345人、感染者が397人増え7万6288人になったと発表した。死者の増加の大半は湖北省が占め、106人だった。
 新たに確認された感染者は湖北省で366人、同省以外は31人。湖北省は感染者の算定基準の変更と人数の訂正を繰り返しており、21日朝に発表した感染者は6万2442人だったが、その後、中国政府が集計した人数に合わせて6万2662人に変更。さらに、同日深夜になり、6万3088人に訂正した。
 これに伴い、中国政府は中国本土の21日の感染者数は7万5891人だったと修正した。統計上は感染の勢いは鈍化しつつあるが、移動制限などの対策は続いている。国営新華社通信によると、共産党政治局は21日の会議で「まだ状況の転換点が到来したわけではなく、湖北省と武漢市の状況は依然厳しい」と指摘した。
 中国本土以外では、32カ国・地域で約1500人が感染。また、死者はイランで4人、日本で3人、香港、韓国で各2人、フィリピン、フランス、イタリア、台湾で各1人の計15人になっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)