【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク債券市場では、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念を背景に、安全資産とされる債券が買われ、金利が大幅に低下した。30年債は一時、過去最低となる1.886%まで下がった。先行きへの不安から、投資家がリスクを回避する姿勢を強めている。
 同日発表された2月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は49.4と前月から大幅に悪化。新型肺炎の拡大で旅行業などの景況感が冷え込んだ。米国では先週半ばまで堅調な米景気を背景に株価が上昇していたが、経済指標に新型肺炎の悪影響が表れ始めたことで、景気悪化への懸念が急速に広がった。長期金利の指標となる10年債も1.47%と約5カ月半ぶりの低水準となった。 

(ニュース提供元:時事通信社)