【サンパウロ時事】ブラジル保健省は26日午前(日本時間同日深夜)、最大都市サンパウロ在住の男性(61)が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。中南米では初の感染者となった。
 男性は今月9日から21日まで、仕事のため一人でイタリア北部のロンバルディア州を訪れていた。24日に風邪のような症状を訴えてサンパウロ市内で受診。現在は自宅で隔離されている。健康状態は悪くないといい、保健当局は男性の足取りの確認を急いでいる。
 マンデッタ保健相は記者会見で「今後、熱帯や真夏の気候下で新型ウイルスがどういう広がり方をするか注視する」と強調。国民に冷静な対応を呼び掛ける一方で「ブラジルは欧州と違い、(感染者や重症者が多い)高齢者の人口比率は高くない」と述べ、爆発的な感染拡大回避に期待感を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)