国内の航空会社が加盟する定期航空協会は3日、新型コロナウイルスの影響で2~5月の各社の旅客収入が計5000億円押し下げられるとの見通しを明らかにした。新型ウイルスの感染が世界的に拡大したことで減便・運休が相次ぎ、4000億円以上と見込んでいた従来見通しを拡大した。
 当初1兆円規模としていた年間の減収見込み額も膨らむ。同協会は「(先行きは)見通せない」として新たな見込み額を公表していないが、2兆円を超える深刻な減収となる可能性が出てきた。
 欧米アジアなどの各国が入国制限を強化している影響で、旅客需要は大幅に減少している。全日本空輸や日本航空は4月の国際線について8割超を減便。国内線も外出自粛が響き、2割以上の運航取りやめを決めている。 

(ニュース提供元:時事通信社)