2020/04/10
防災・危機管理ニュース
国土交通省は10日、2016年4月の熊本地震で発生した斜面崩壊の影響により、肥後大津(熊本県大津町)―阿蘇(同県阿蘇市)間で運休が続くJR豊肥線について、8月ごろに運転再開できる見通しになったと発表した。
豊肥線と並行する国道57号の南阿蘇村内の不通区間は10月ごろ、北側を迂回(うかい)する形で新設する「北側復旧ルート」も同月ごろにそれぞれ開通するという。崩落した阿蘇大橋(同村)も21年3月ごろに開通できるめどが立った。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
これからの国土づくり 「構想力」と「創意工夫」で
政府の復興構想会議のメンバーとして東北の被災地を訪ね、地域の再生や強靭な国土づくりに多くの提言を行った東京大学名誉教授の御厨貴氏は当時、これからの日本の行方を「戦後が終わり、災後が始まる」と表現しました。あれから10年、社会はどう変わったのか。いつか再び起こる巨大地震をめぐり、政治・行政システムや技術環境、市民の生活や仕事はどう進歩したのか。これまでを振り返ってもらいながら、現在の課題、今後の展望を語ってもらいました。
2021/01/14
-
ボランティアの可能性~被災地におけるボランティアの役割と現場で生じている課題~
災害時のボランティアの役割や被災地で生じる課題などについて
2021/01/14
-
FEMAが18の自然災害と社会的脆弱性までを解析したリスク指標を発表
米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、州や地方自治体が自然災害に備え、被害を軽減させるのに役立つ新しいナショナル・リスク・インデックス(NRI)を発表した。
2021/01/11