新型コロナウイルス蔓延下の災害は想像を絶する災禍になることが予想される(写真はイメージ/出典:写真AC)

新型コロナウイルスの感染拡大が心配される昨今、4月1日と7日に内閣府政策統括官(防災担当)付 参事官(避難生活担当)消防庁国民保護・防災部 防災課長 厚生労働省健康局 結核感染症課長 連名で、以下の通達が出されています。

4月1日 避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について
http://www.bousai.go.jp/pdf/korona.pdf

4月7日 避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について
http://www.bousai.go.jp/pdf/hinan_korona.pdf

7日の通達が、より具体的に記載されています。具体例として挙げられているのは以下の9つです。

1. 可能な限り多くの避難所の開設
2. 親戚や友人の家などへの避難の検討
3. 自宅療養者などの避難の検討
4. 避難者の健康状態の確認
5. 手洗い、せきエチケットなどの基本的な対策の徹底
6. 避難所の衛生環境の確保
7. 十分な換気の実施、スペースの確保など
8. 発熱、せきなどの症状が出た者のための専用のスぺースの確保
9. 避難者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合


(内閣府 4月7日「避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について」から)

 

上記内容について、国の通達を紹介するとともに、岐阜大学流域科学研究センター准教授、小山真紀氏の「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)流行下における水害発生時の防災・災害対策を考えるためのガイド」にリアルな問題点がまとめられていますので、一緒にご紹介したいと思っています。

岐阜大学流域科学研究センター准教授、小山真紀氏

全文はこちらです。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)流行下における水害発生時の防災・災害対策を考えるためのガイド
https://researchmap.jp/multidatabases/multidatabase_contents/detail/228424/5cddccbb83e4334251afd9fa1fa3d4e6?frame_id=432385&fbclid=IwAR08UShWPvFl7IU5k-hC0Alfrs3XC1edgzZRy-n0O_e5xAvlszNZEkjqCA8
(以下、ガイドとして引用)