【ワシントン時事】米商務省が15日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比16.4%減の4039億4600万ドル(約43兆円)となり、1992年の統計開始以降で最大の下げ幅を記録した。新型コロナウイルス流行を受けた外出制限や営業停止措置が響き、米経済を支える個人消費の急減速が鮮明となった。
 4月は全米で経済活動の自粛が広がり、最大の減少率を記録した3月(8.3%減=改定)より大幅に悪化した。全13業種のうち12業種がマイナス。衣料品が78.8%減、家電などが60.6%減、飲食サービスは29.5%減だった。一方、唯一のプラスはネットなどの無店舗販売で8.4%増。外出せずに在宅時間が増えたことが影響した。ネットの一段の普及で小売店の苦境が深刻化し、百貨店ニーマン・マーカスなどの経営が相次いで行き詰まっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)