【バンコク時事】タイ政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全土に発令している非常事態宣言の期限を今月末から6月末に延長する方針を決めた。反政府派はプラユット首相が非常事態宣言を利用して権限を強化していると訴え、解除を求めている。
 タイは3月26日に非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を出したほか、外国人の入国を禁じた。3月下旬~4月上旬に100人を超えていた1日当たりの新たな感染者は今月5日以降、1桁かゼロに抑えられている。
 政府は商業施設の営業再開を認めるなど、今月初めから行動規制を段階的に緩和。6月は緩和対象をさらに広げる予定で、感染の第2波を招く恐れがあるとの理由で宣言の延長を決めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)