2020/05/22
防災・危機管理ニュース
【バンコク時事】タイ政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全土に発令している非常事態宣言の期限を今月末から6月末に延長する方針を決めた。反政府派はプラユット首相が非常事態宣言を利用して権限を強化していると訴え、解除を求めている。
タイは3月26日に非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を出したほか、外国人の入国を禁じた。3月下旬~4月上旬に100人を超えていた1日当たりの新たな感染者は今月5日以降、1桁かゼロに抑えられている。
政府は商業施設の営業再開を認めるなど、今月初めから行動規制を段階的に緩和。6月は緩和対象をさらに広げる予定で、感染の第2波を招く恐れがあるとの理由で宣言の延長を決めた。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05
-
緊急事態宣言解除後も出勤者は変わらず
リスク対策.comが、1都3県の緊急事態宣言が解除された翌22日から行った簡易アンケート調査によると、「緊急事態宣言解除後、出社率は変わりましたか?」との問いに対し、「変わらない」との回答が60%で、微増が37%になった。アンケートは、メールマガジン読者らに対して配信し、翌日までに45の回答を得た。
2021/03/28
-
3.11から10年、日本の危機管理はどこまで向上したか?【アーカイブ配信】
2021年3月25日(木)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/03/27