2020/05/28
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】米自動車大手フォード・モーターは27日、車内の温度を上げて新型コロナウイルスを無力化するための車載用ソフトウエアを開発したと発表した。同社が生産する警察車両で試験運用を始めたという。
フォードは、ソフトウエアでエンジンや暖房などを連動させて車内温度を56度まで引き上げ、15分間で新型コロナウイルスをほぼ死滅させることができると説明。オハイオ州立大の研究者と協力し、ウイルスの抑制に必要な温度や時間を特定した。手作業では消毒しにくい隙間などにも熱が及び、効果を発揮するとしている。
(ニュース提供元:時事通信社)
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