財務省が1日発表した1~3月期の法人企業統計調査によると、金融機関を除く全産業の経常利益は前年同期比32.0%減少し、15兆1360億円となった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などの影響で飲食・宿泊などサービス業の落ち込みが目立った。下落幅はリーマン・ショック後の2009年7~9月期(32.4%減)以来の水準。
 経常利益は、非製造業が32.9%減少した。内訳を業種別に見ると、サービス業や卸売業、小売業の減益幅が大きかった。製造業は29.5%のマイナスとなった。新型コロナの影響で世界的に自動車の販売が減少したことで、関連部品の需要が低迷した。企業の金融機関などからの短期借入金は11.9%増加した。 

(ニュース提供元:時事通信社)