新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本救急医学会などは1日、冷房時も小まめに換気することなどを盛り込んだ熱中症対策の提言を発表した。同会の嶋津岳士代表理事は「熱中症は準備や予防で減らすことができる」と呼び掛けている。
 提言では、家庭用の冷房機器では換気ができないと指摘。1時間に2回程度は窓を開けた方が良いとした。室温の上昇を抑えるため、すだれなど直射日光を避ける工夫も有効とした。
 マスク着用は心拍数や呼吸数を増やし体に負担がかかるとして、人との距離を十分に取った上で、外して休憩を取るべきだとした。マスクをしていると口の渇きを感じにくくなるため、小まめな水分補給も必要としている。
 外出制限で暑さに体が慣れていないとし、暑くなる前から適度な運動に取り組むよう求めた。人とのつながりが減ることで異変に気付くのが遅れる危険性があるとして、高齢者らは頻繁に連絡を取り合い、孤立を避けるよう勧めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)