2020/06/03
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】フランスで2016年に黒人男性が警官に拘束された後に死亡した事件に抗議するデモが2日、国内各地で行われた。米中西部での黒人男性暴行死をめぐる抗議に呼応した形。新型コロナウイルスの感染防止のため10人以上の集会は禁止されているにもかかわらず、地元メディアが報じた警察発表によれば、パリで約2万人が参加した。
仏紙パリジャンによると、フランスのデモ隊は米国でのデモでスローガンになった「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」などと書かれたプラカードを掲げて行進した。デモはおおむね平和裏に行われたが、パリで一部参加者がバリケードを築き、火を放つなどして暴徒化。警察が出動し、催涙ガスで制圧した。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
「買い物客」守る初動マニュアル 訓練で実効性担保
東北地方を代表する老舗百貨店の藤崎(仙台市青葉区、藤﨑三郎助社長)は3.11を機にBCPを策定。災害時の基本方針とワークフローを明確化するとともに以前から行っていた防災訓練を充実、各地の小規模店舗も網羅しながら初動にかかる従業員の練度を高めている。また、早期復旧と地域支援を事業継続方針に掲げ、百貨店が地域に果たす役割を問い直しつつ、取引先や顧客との新しいつながりを模索する。
2021/03/07
-
改良を積み重ねたサプライチェーン管理手法
東日本大震災では、部品供給網の寸断が大きな課題となった。その後も、災害がある度にサプライチェーン問題が顕在化している。製品に使われる部品そのものが複雑になっていることに加え、気候変動などに伴う異常気象が追い打ちをかける。日産自動車では、東日本大震災前からの継続的なBCPの取り組みと、過去の災害検証を生かしたサプライチェーン管理の仕組みにより、災害対策に手ごたえを感じ始めている。コーポレートサービス統括部担当部長の山梨慶太氏に聞いた。
2021/03/07
-
「オールハザード型BCP」への転換を提案
日本経済団体連合会(経団連)はこのほど、「非常事態に対してレジリエントな経済社会の構築に向けて」と題する提言をまとめた。
2021/03/05