政府は4日、ダムによる治水強化に向けた関係省庁の検討会議を首相官邸で開き、水力発電や農業用水などのための「利水ダム」を洪水対策に活用する協定が全ての1級河川で締結されたことを報告した。これにより、1級河川の洪水時に活用できるダムの貯水容量は従来の2倍に増えた。
 1級河川にあるダム955カ所のうち、主に治水向けの「多目的ダム」は335カ所。洪水対策に活用できる貯水容量は、全ダムの約3割にとどまっていた。
 今回の協定締結で、620カ所ある利水ダムが加わり、洪水対策のための貯水容量は約45億トン増え、全ダムの約6割を活用できるようになった。 

(ニュース提供元:時事通信社)