【ニューヨーク時事】国際航空運送協会(IATA)は9日、2020年の世界の航空業界の損失が843億ドル(約9兆円)に上るとの見通しを公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要急減で、航空各社の業績が急激に悪化したとして、公的支援の必要性を訴えた。
 20年の売上高は19年から半減し、4190億ドルに落ち込むと予想した。IATAのドジュニアック事務局長は「新型コロナの深刻な感染第2波が起きなければ、最悪期は脱したとみられる」と指摘。ただ、各社が損失を出し続ける中で、「各国政府による金融支援は依然重要だ」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)