2020/06/10
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】国際航空運送協会(IATA)は9日、2020年の世界の航空業界の損失が843億ドル(約9兆円)に上るとの見通しを公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要急減で、航空各社の業績が急激に悪化したとして、公的支援の必要性を訴えた。
20年の売上高は19年から半減し、4190億ドルに落ち込むと予想した。IATAのドジュニアック事務局長は「新型コロナの深刻な感染第2波が起きなければ、最悪期は脱したとみられる」と指摘。ただ、各社が損失を出し続ける中で、「各国政府による金融支援は依然重要だ」と強調した。
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- コロナショック
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
資金繰り支援頼みでギリギリ経営を維持負債増えるも売上なし 春先の息切れ懸念
新型コロナ関連の経営破たん件数は、昨年9月以降1カ月90~100件超の高い水準で推移。2月も最多の発生ペースを更新している。緊急事態宣言解除が見送られ、外出自粛や時短要請が引き続き売上を圧迫。年度末を控え、息切れ企業の増加で倒産はさらにピッチを上げる可能性が高い。リレーインタビュー第4弾は中小企業の経営環境について。
2021/02/22
-
社内で負傷者が発生したら助けることができますか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ2回目は救助救命です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/18
-
緊急事態宣言中におけるリモートでの災害対策本部
リスク対策.comがメールマガジン読者らを対象に行ったアンケート調査によると、「緊急事態宣言中に災害が発生した際、リモートで災害対策本部を運営することを考えているか」との問いに対し、「検討し、訓練も実施している」と答えたのは18%にとどまった。アンケートは、2月8日にメールマガジンで配信し、その日のうちに35の有効回答を得た。
2021/02/13