2020/06/10
防災・危機管理ニュース
北・東日本と九州では10日、晴れて気温が上がる所が多く、福島県会津若松市で36.4度を観測するなど、35度以上の猛暑日になる所があった。一方、梅雨前線が活発化する見通しとなり、気象庁は中国、近畿、東海の梅雨入りを発表。西・東日本では12日にかけて大雨に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けた。
会津若松市はこの地点の6月の観測史上最高気温となった。同市以外で猛暑日になったのは、岩手県宮古市35.4度、長野市35.1度、山形県高畠町と栃木県佐野市、大分県日田市で35.0度など。午後5時までに30度以上となった所は今年最多の353地点となり、全国観測点の4割近くを占めた。
11日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国250ミリ、九州と近畿200ミリ、東海と関東甲信150ミリ、中国120ミリ。
その後、12日午後6時までの同雨量は多い所で、近畿100~200ミリ、九州南部と四国、東海、関東甲信100~150ミリ、九州北部50~100ミリ。
(ニュース提供元:時事通信社)
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