政府は12日の閣議で、2020年版防災白書を決定した。昨年9月の台風15、19号では、観測史上最大となる暴風や大雨が各地で発生。こうした豪雨災害の激甚化を踏まえ、住民に避難の緊急度を分かりやすく伝達し、早めの行動を促す必要があると強調した。
 白書は、昨年の台風被害について検証した政府の報告書を紹介。住民避難について▽災害リスクと取るべき行動に関する分かりやすい情報提供▽高齢者や障害者らの確実な避難▽自治体の枠を超えた広域避難―などの課題を列挙した。その上で「自らの命は自らが守る」との住民意識の醸成が重要だと訴えた。 

(ニュース提供元:時事通信社)