東京都練馬区の遊園地「としまえん」で昨年8月、小学3年の女児がプールに浮かべたエア遊具の下で溺れ、死亡した事故で、消費者安全調査委員会(消費者事故調)は19日、ライフジャケットを着用したまま遊具下に潜り込むと抜け出せなくなることがあるとする報告書をまとめた。再発防止に向け、ガイドラインの策定などの対策が必要だと指摘した。
 報告書によると、事故があった施設では、ライフジャケットの着用が義務付けられていた。一方、落水すると遊具の下に潜り込む可能性があり、その場合、浮力が障害となって泳いで抜け出すことが困難になるという。報告書は、こうした遊具では、ライフジャケットの着用を取りやめることなどを提言した。
 事故はとしまえんの有料アトラクション「ふわふわウォーターランド」で発生。ライフジャケットを着けた埼玉県朝霞市の森本優佳さん=当時(8)=がプール内の遊具下で溺れているのが見つかり、病院に搬送されたが死亡した。 

(ニュース提供元:時事通信社)