2020/06/23
防災・危機管理ニュース
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者が日本時間23日、累計900万人を超えた。南北米大陸を中心に拡大のスピードが加速しており、16日に800万人に達してからわずか7日間で100万人増えた。
5月21日に500万人を超えてから600万人に達するまでに10日間、700万人と800万人にそれぞれ到達するまでいずれも8日間かかっていた。国別では最多の米国が約230万人、次いでブラジル約110万人、ロシア約59万人、インド約43万人と続く。
死者は約47万人。米国約12万人、ブラジル約5万人、英国約4万3000人、イタリア約3万5000人の順。AFP通信によると、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日、オンラインの会議で「パンデミック(世界的流行)は依然加速している」と危機感を示した。
(ニュース提供元:時事通信社)
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