【パリ時事】フランス電力(EDF)は29日、仏東部にある国内最古の原発、フェッセンハイム原発の運転を完全に停止した。AFP通信が報じた。
 同原発は1977年に運転を開始。東京電力福島第1原発事故後に就任したオランド前大統領が2016年の閉鎖を公約していたが、新たな原発の完成が遅れていることを理由に延期していた。
 フェッセンハイム原発はドイツやスイスとの国境に近い。これまでに水蒸気漏れなど複数の事故が起きており、独政府が16年、仏政府に閉鎖を要求していた。1号機は今年2月に運転を停止。AFPによると、廃炉作業は少なくとも40年までかかる見通し。 

(ニュース提供元:時事通信社)