西・東日本の太平洋側に延びる梅雨前線の影響で、5日は九州や関東の南部で雨が降った。梅雨前線は7日にかけて北上し、南西から暖かく湿った空気が流れ込んで局地的に激しい雨が降る見込み。気象庁は大雨に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けた。
 4日に記録的な大雨となった熊本、鹿児島両県では地盤が緩み、河川の氾濫の影響が残る所があり、厳重な警戒が必要。気象庁の杉本悟史主任予報官は「わずかな雨量でも災害が発生する恐れがある。少しでも安全な場所へ早めに避難してほしい」と呼び掛けている。
 4日には熊本県などの西の海上から次々に発達した雨雲が流れ込み、「線状降水帯」ができた。杉本主任予報官は「線状降水帯がいつどこで発生し、何時間続くかの予想は難しいが、また発生する可能性はある」と話した。
 梅雨前線は日本海から東北地方まで北上した後、南下して8日ごろまで本州付近に停滞すると予想される。雨が長引く地域では土砂災害が起きる恐れがある。
 6日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国300ミリ、九州北部・南部250ミリ、東海と関東甲信200ミリ、近畿180ミリ、北陸100ミリ、中国80ミリ。
 7日午後6時までの48時間予想雨量は多い所で、九州北部と四国、東海300~400ミリ、九州南部250~350ミリ、近畿と関東甲信200~300ミリ、北陸150~250ミリ、中国100~200ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)