九州北部を中心に猛烈な雨が降った影響で、ダイハツ工業は6日午後から一部の工場で操業を見合わせた。3日夜から記録的な豪雨となった九州南部では、熊本県で半導体製造装置関連の素材メーカーが被災。九州は自動車、半導体などの関連産業が集積しており、関係企業は生産活動への影響を警戒している。
 ダイハツ工業は福岡県久留米市と大分県中津市の工場で操業を停止。マツダも6日の途中から広島、山口両県の工場で操業を見合わせた。いずれも従業員の安全確保が目的で、7日の操業は天候を見て判断する。
 熊本県南部では、半導体製造装置に利用される黒鉛製品を手掛ける東海カーボンの田ノ浦工場(芦北町)で4日に水蒸気爆発による火災が発生し、5日に鎮火した。被害状況や今後の供給への影響を調べているが、現場は立ち入りが難しい状況という。
 日本製紙の八代工場(同県八代市)は4日に生産を停止した。在庫の出荷で供給を続けており、生産再開は天候次第という。日本郵便では6日午後3時現在、九州を中心に9県で計100カ所以上の郵便局が浸水などにより窓口業務を休止。一部で配達が遅れている。
 NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社では、熊本の一部で通信障害が続いた。 

(ニュース提供元:時事通信社)