インド政府は7日、新型コロナウイルス感染者数が累計71万9600人超になったと発表した。死者は2万人を超えた。感染者は5日間で60万人から70万人に10万人増加。感染拡大のスピードは衰えていない。
 6月末にはインド全土が雨期に入ったものの、高温多湿の環境下でも感染拡大は続いている。むしろ、感染者数が21万人超と国内最多の西部マハラシュトラ州では、州都ムンバイの一部地区が豪雨で水浸しになり、衛生状態の悪化が懸念されている。6日には高潮も重なり、貧困層が住むスラムに大量の水が勢いよく流れ込む様子が報じられた。
 タイムズ・オブ・インディア紙は、10万人超が感染した首都ニューデリーでも「降雨が過剰になる」というインド気象庁の見通しを伝えた。例年、雨期が始まると蚊が媒介するデング熱といった感染症のリスクも高まるだけに、当局は気をもんでいる。 

(ニュース提供元:時事通信社)