東京都は9日、新たに224人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日当たりの感染者数で過去最多。200人を超えたのは2回目で、206人だった緊急事態宣言下の4月17日以来、約3カ月ぶりとなる。
 大阪府では宣言解除後最多となる30人の感染が判明した。30人以上は4月29日以来。国内全体でも計355人と、宣言の全面解除後、初めて300人を超えた。
 都によると、新規感染者のうち20、30代が169人で7割以上を占めた。全体の半数近い104人は感染経路が不明で、74人が接待を伴う飲食店など「夜の街」で感染したとみられる。20人は同居する家族から、14人は飲み会など会食で感染した。
 無症状者は24人で、残る200人には何らかの症状があるという。
 小池百合子知事は記者団の取材に、検査数が約3400件だったとした上で、「(検査数の増加で)陽性者が今後も増えることも十分考えられる」と説明。「若い方、夜の街(関連)が多い傾向は変わっていない。できるだけ検査を受け感染させないことに協力いただきたい」と都民に求めた。
 都内の感染者は3月下旬から大幅に増加し始め、緊急事態宣言発令後の4月17日に初めて200人を超えた。その後も100人台が続いたが、5月上旬から減少傾向に転じ、5月中旬~6月上旬はおおむね20人以下で推移した。
 6月中旬以降は、夜の街関係者の集団検査が進められたことなどから再び増加し、今月2~7日は連日100人を超えていた。
 大阪府でも夜の街に滞在歴のある人で感染が拡大しており、新規感染者30人のうち21人が30代以下だった。
 このほか神奈川県で25人、千葉県と埼玉県で各22人などが陽性となった。 
〔写真説明〕東京都内の新規感染者数が最多となったことについて、記者団の取材に応じる小池百合子知事=9日午後、都庁

(ニュース提供元:時事通信社)