九州北部から日本海に延びる梅雨前線や前線上の低気圧の影響で、11日未明から朝にかけては熊本、鹿児島両県で再び大雨となった。これまでの豪雨で土砂災害の危険が高まっている所があり、気象庁は河川の氾濫、浸水とともに厳重に警戒するよう呼び掛けた。
 気象庁の杉本悟史主任予報官は「梅雨前線は15日にかけて本州付近に停滞する」との見通しを示した。西・東日本で大雨が続く恐れがある。
 鹿児島県伊佐市では11日午前2時25分ごろまでの1時間に79.5ミリ、熊本県芦北町では同5時半すぎまでの1時間に56.5ミリの非常に激しい雨が降った。同県の五木村では午前11時までの12時間雨量が183.5ミリを観測。国土交通省は午前9時35分に人吉市などで球磨川が氾濫する恐れがあると発表した。熊本と佐賀、大分、宮崎、徳島、岐阜、秋田各県の一部に土砂災害警戒情報が出された。
 12日正午までの24時間予想雨量は多い所で、東海180ミリ、九州北部と近畿120ミリ、九州南部100ミリ、四国と北陸、関東甲信、東北80ミリ、中国40ミリ。
 13日正午までの48時間予想雨量は多い所で、東海180~200ミリ、九州北部120~200ミリ、近畿120~150ミリ、九州南部と北陸、東北100~150ミリ、四国と関東甲信80~130ミリ、中国50~100ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)