2020/07/13
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】スペイン北東部のカタルーニャ自治州政府は12日、西部リェイダとその周辺の住民20万人以上を対象に、再度外出を禁止すると明らかにした。新型コロナウイルスの感染者数が再び増加に転じていることを受けた措置。AFP通信が報じた。
リェイダでは4日にロックダウン(都市封鎖)を宣言。AFPによると、自治州の保健当局は12日の記者会見で「住民は自宅にいなければならない」と発表した。外出禁止令の発効は13日午前0時。6月21日にスペインで非常事態宣言が解除されて以降、外出禁止令の再発動は国内で初めて。
地元メディアによれば、自治州で6月下旬には100人以下にとどまっていた1日当たりの新規感染者数は、今月に入って再び増加し、11日に800人を超えた。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
緊急事態宣言下の社会江戸庶民の危機対応に学ぶ
国内で新型コロナの感染が確認されてから約1年。度重なる緊急事態宣言の発出と延長もあり、影響が長期化しています。しかし、日本社会が感染症の危機に直面したのは今回が初めてではありません。近代以前の社会は感染症の危機にどう対応してきたのか。日本近世史、医療社会史を専門とする奈良女子大学の鈴木則子教授に聞きました。
2021/02/26
-
災害時のトップの役割は何ですか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ3回目は代替要員です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/23
-
資金繰り支援頼みでギリギリ経営を維持負債増えるも売上なし 春先の息切れ懸念
新型コロナ関連の経営破たん件数は、昨年9月以降1カ月90~100件超の高い水準で推移。2月も最多の発生ペースを更新している。緊急事態宣言解除が見送られ、外出自粛や時短要請が引き続き売上を圧迫。年度末を控え、息切れ企業の増加で倒産はさらにピッチを上げる可能性が高い。リレーインタビュー第4弾は中小企業の経営環境について。
2021/02/22