九州豪雨で特に大きな被害が出た熊本県球磨村で、床上浸水した家屋が少なくとも470棟あったことが13日、分かった。県全体の家屋被害は全半壊559棟、床上浸水5530棟以上に上ることも判明。今後詳細な調査が進み、被害棟数はさらに増えると見込まれる。
 12日午後1時時点での市町村からの報告を県がまとめた。球磨川や支流の氾濫で広範囲に浸水した球磨村は、これまで調査が進んでおらず、被害棟数は不明とされていたが、床上浸水470棟、床下浸水20棟が判明。同じく球磨川流域の人吉市は床上3775棟、床下906棟、八代市は全壊522棟、床上452棟だった。県内全体では、全壊545棟、半壊14棟、床上5530棟、床下1963棟となった。
 一連の豪雨による死者は13日までに、熊本県で64人、福岡県で2人、大分・長崎両県で各1人が確認され、九州全体で68人となった。各県で、行方不明者の捜索が続けられている。 

(ニュース提供元:時事通信社)