【ロンドン時事】英国で新型コロナウイルスの感染第2波が今秋から冬にかけて発生した場合、「最悪の場合」で新たに12万人が感染によって死亡する可能性があることが、14日公表の専門家団体による報告書で明らかになった。
 報告書は政府の委託を受け、独立研究機関の医療科学アカデミーが作成。それによると、外出規制などの対策が講じられないことを前提とするシナリオで、現在1未満に抑えられている「実効再生産数」(1人の感染者が平均してうつす人数)が9月に1.7まで上昇。入院患者や死者数は来年1~2月にピークを迎える。こうした結果、今年9月から来年6月の病院での死者は推定11万9900人に達するという。
 ただ、見積もりは開発中のワクチンや治療薬の使用は考慮に入れていない。英国での今月12日までの累計死者数は4万4800人以上。 

(ニュース提供元:時事通信社)