気象庁は15日、観測船「凌風丸」で11日に小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)を近くの海上から観測した成果を公表した。活発な噴火が続き、山頂火口から大量の火山灰を噴出。夜間には赤熱した溶岩を上方へ200メートル程度噴出したほか、噴煙付近で雷が発生する様子も観測された。
 西之島の噴火は断続的に活発化しており、気象衛星ひまわり8号による観測では6月中旬からほぼ連日、噴火が確認されている。7月4日には噴煙の高さが火口の縁から8300メートルに達し、衛星観測で最も高い記録となった。 
〔写真説明〕小笠原諸島・西之島の火口から赤熱した溶岩が高さ約200メートルまで噴出した様子=11日午後8時18分、観測船「凌風丸」で撮影(気象庁提供)
〔写真説明〕小笠原諸島・西之島の噴煙。火口の縁から高さ1300メートル超上昇した後、上空の風に流されていた=11日午後3時57分、観測船「凌風丸」で撮影(気象庁提供)

(ニュース提供元:時事通信社)