国土交通省は17日、観光需要喚起策「Go To トラベル」について、新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる東京都を発着する旅行を支援の対象外にすると正式発表した。東京在住者かどうかを確かめるため、宿泊のチェックイン時に本人確認を実施。併せて若者や高齢者の団体旅行、大人数で宴会を伴うツアーは控えるよう呼び掛け、場合によっては補助対象から外す。東京発着以外は予定通り22日にキャンペーンを開始する。
 首都圏からの感染者の流入を懸念する地方の声を踏まえた。赤羽一嘉国交相は17日の閣議後記者会見で、東京除外について「断腸の思いだ」と語った。感染拡大が落ち着けば全国を対象とする方針で、政府内には8月中旬に東京を復帰させたいとの声もある。
 東京が除外されたことで、キャンペーンを見込んで予約した旅行のキャンセルが殺到する可能性がある。取り消し料の補償を求める声もあるが、政府として対応しない方針。 
〔写真説明〕「Go To トラベル」キャンペーンで、東京発着を対象外とする方針などについて記者会見で説明する赤羽一嘉国土交通相=17日午前、国交省

(ニュース提供元:時事通信社)