2020/07/28
防災・危機管理ニュース
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は27日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員がイスラエル領内に侵入してきたため、武力で撃退したと明らかにした。「ヒズボラは火遊びをしている。攻撃には強力に対抗する」とけん制。一方、ヒズボラは「衝突や発砲はしていない。敵は偽りの勝利を演出しようとしている」と関与を否定した。
イスラエル軍は「ヒズボラのテロ部隊の侵入を阻止した」と強調。戦闘員3~5人が越境し、イスラエル側の砲撃などを受け、レバノン領内に戻ったと主張した。銃撃戦になったが、双方に負傷者は出なかったという。
イスラエルは、ヒズボラを支援するイランの軍事拠点などを標的に、隣国シリア領内で空爆を繰り返している。先週には首都ダマスカス近郊で、イスラエルによるとみられる攻撃でヒズボラ戦闘員が死亡。イスラエル軍は報復に備え、対レバノン国境地帯で警戒を強化していた。
(ニュース提供元:時事通信社)
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