国内では29日、新たに1261人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの感染者が1000人を超すのは初めてで、過去最多だった28日の981人を280人上回った。岩手県で初の陽性が2人判明し、感染者がいない都道府県はゼロとなった。
 東京都では250人の陽性が判明した。1日当たりの感染者が100人を超えるのは21日連続。20~30代が160人と約6割を占めた。
 大阪府では過去最多の221人となり、初めて200人を超えた。30代以下が7割弱を占め、吉村洋文知事は「若い人の(行動自粛への)協力をお願いしたい」と述べた。
 岩手県によると、感染したのは盛岡市の40代男性と宮古市の30代男性。盛岡の男性は22~26日に関東地方のキャンプ場に滞在した。同じテントで宿泊した友人3人のうち1人の感染が分かり、PCR検査を受けた。
 感染者が確認されたのは37都道府県。愛知県で167人、福岡県で101人、沖縄県44人、岐阜県30人、三重県10人の感染が分かり、いずれも過去最多を更新した。
 死者は埼玉、東京、神奈川各都県で各1人確認され、累計は1018人となった。
 厚生労働省の担当者は「最近の新規感染者は重症化しやすい60歳以上が比較的少なく、緊急事態宣言が出た時とは状況が違う。高齢者や地方での増加など内訳を分析し注意したい」と述べた。 
〔写真説明〕国内で1日当たりの新型コロナウイルス新規感染者が1000人を超えたことを伝えるニュース=29日午後、東京都渋谷区
〔写真説明〕多くの人たちが行き交う大阪・道頓堀=29日午後、大阪市中央区
〔写真説明〕岩手県で初の新型コロナウイルス感染者確認を発表する達増拓也知事=29日夜、県庁

(ニュース提供元:時事通信社)