福島県郡山市で改装工事中の飲食店が爆発し、20人が死傷した事故で、前日に実施したコンセントの増設工事は爆発との関連性が薄いとみられることが3日、捜査関係者への取材で分かった。県警郡山署などは現場検証を続け、破損が確認されたプロパンガスの配管を中心に事故原因を調べている。
 捜査関係者などによると、店舗では事故前日にIH式調理器用にコンセントを増設する工事を実施。コンセントは調理場の流し台の真上にあり、ガス管はこの約1メートル下を通っていた。
 コンセントの増設工事は流し台の近くで進められ、施行業者も「ガス関係には触っていない」と話しているという。
 ガス管は店舗東側の屋外にあるプロパンガスのボンベから店内に延び、コンロや給湯器、炊飯器につながっていた。一部が破損した状態で見つかっており、県警は爆発との関連を調べている。
 一方、店の運営会社などによると、ガス設備は4~5年に1回の頻度で点検が実施され、直近の検査では異常が確認されなかったという。店舗のプロパンガスを管理していた業者は取材に対し、「決まった検査を法定通りに行っている。今のところ不備は見つかっていない」としている。 

(ニュース提供元:時事通信社)