ホンダが5日発表した2020年4~6月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が1136億円の赤字だった。純損益も808億円の赤字となり、いずれも同期として初の赤字転落。新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要蒸発で四輪車などの販売が急減した。
 世界販売台数は、四輪車が北米などで低迷し前年同期比4割減、二輪車がアジアの大幅減で6割のマイナスとなった。世界的にロックダウン(都市封鎖)や外出自粛などで生産、販売が滞り、売上高に相当する売上収益は46.9%減の2兆1237億円。新型コロナ流行による販売減などの影響は、税引き前で約4400億円の減益要因となった。
 同時に公表した21年3月期連結業績は、純利益を前期比63.8%減の1650億円と予想。新型コロナ流行で不透明な事業環境が続くものの、主要市場の中国の回復に加え、収益性の高い二輪車事業が下支えして黒字確保を見込む。 

(ニュース提供元:時事通信社)